全てはプロレスに通ずる。

世の中がプロレスする広場を思考するkaminokeが薄くなってきた30代、オッサンのブログ

ベッキーからぱいぱいでか美まで。そんな振り幅。



大分前に、イケメンでお菓子パティシエで童貞と言う三種の神器を持つ男と呑み屋で知り合った時に、
ベッキーのブログを見て、彼女の純粋さに恋をした。初体験はベッキーが良い。」
と言っていたのを、ふと思い出した。

未だにベッキー幻想を胸に生きているとしたら、この騒動は生粋の昭和プロレスファンかつ猪木信者がミスター高橋の「流血の魔術」を、Uインター最強幻想を抱いていた髙田延彦ファンが武藤敬司戦を経て「泣き虫」を読んだ位の衝撃なんだろうなぁ。

オレには別に謝らなくても良いから、彼には謝るベッキー、、、、


ベッキー&ゲス不倫疑惑】川谷が不倫騒動後、初ツイート 「誰に謝ればいいのか」発言は「ファンの方々に対しての言葉ではありません」と“反論”



総合格闘技ブームの時に見た柴田勝頼選手や高山善廣選手の負けん気ファイトには感動したのだが、生まれて30を過ぎるまでプロレスのプの字も興味が無かった自分が、こんなブログを始めるに至った訳はやはりプチ鹿島氏の「教養としてのプロレス」との出会いがデカイ。
むしろ、当時の自分は少しプロレスを馬鹿にしてた節がありました。
ごめんなさい。

新日本プロレスV字回復の最後のピースがオカダカズチカ選手なら、自分にとってのプロレスV字回復の最後のピースはまさにプチ鹿島氏。


そんかプチ鹿島氏のコラムや本が面白すぎるために、wikiで調べてみたらECD主催のチェックユアマイク第二回優勝のラップグルーブ
「イエローモンキークルー」のメンバーだったらしい。

YELLOW MONKEY CREW 「(奇妙な)プレゼント」 

神戸より、ヒクソングレーシー来る。



プチ鹿島氏著者の
「教養としてのプロレス」
のあとがきにて、若い頃はアントニオ猪木派だったけど、大人になってジャイアント馬場の良さが分かったと書いてあった。
まだ私がHIPHOPをガンガン聴いていた若い頃はハードコアラップのさんぴんCAMP派でしたが、大人になってイエローモンキークルーみたいな、LBネイションや文系ラップと呼ばれるラップの良さが分かるようになりました。

例えるなら、イケメンパティシエで童貞だった彼が
「若い頃はベッキーが好きだったけど、最近はぱいぱいでか美も良いよね!」
と言うふり幅。

眩しい程の陽が売りだったベッキーが見せた漆黒の闇。
プロレスの世界では、ベビーフェイスからヒールターンして再人気を得る選手もいますが、ベッキーの芸能界V字回復のためには、キングオブダークネスなヒールとして復活なんてのは、あまり現実的ではないかも知れない。
だが、バラェティと言う虚像のリングに上がるタレントの実が垣間見えた方が、人間味の深さが味わえて面白い。
プロレスと一緒。

頑張ってくださいな。
オレには関係ないけど、、、

PS.
高校時代に寮に入っていたのだが、部活が終わって部屋に戻ると
「3Pキャンプ、没収しました」
との先生からの置き手紙の代わりに、さんぴんCAMPのビデオが消えてました。






日本国民一億総プロレスの祭典。国政選挙がやってくる。



政局が騒がしくなってくるニュースが多くなってきました。

立候補者同士のイデオロギーのぶつけ合い。
一定数の観客(有権者)の支持を得られないと供託金没取の髪切りマッチを超える過酷さ。
自民党定年制度により、負けたら即引退スペシャル。
予定調和を覆す泡沫候補、新たなスターの誕生。
(ちなみに首相にまで上り詰めた森喜朗氏も初出馬時は泡沫扱いだったらしい。
それがオリンピック古墳を作るまでに至るとは人生分からんもんです。)

熱い戦いが又やってきます。

自民党からspeedの今井絵理子氏が公認候補になったなんてニュースをやっていました。
沖縄に弱い自民党が、地元が生んだスーパースターで勝利を掴み取る。
そんな戦略を考える過激な仕掛け人、新間さんみたいなブレーンが裏にいるんだろーなー、、、
なんて妄想も捗りつつ、今井絵理子氏が過去に安倍政治を批判した事とかも無かった事にしそうなのが、又プロレスっぽい。


自民が擁立調整の今井絵理子、過去に安保法制に反対する発言

自民候補今井絵理子の婚約者、風俗店で未成年女子雇用&横領疑惑…懲役2年相当か


清和会(ユニット)の安倍首相というIWGPチャンピオンを頭に一人勝ちする自民党
一度は政権を奪った民主党の当時の首相、鳩山由紀夫氏は政界をフェードアウト。
離合集散を繰り返す野党は、新日本プロレスから最強の称号を髙田延彦率いるUインターが奪取しながら、崩壊するキングダムの流れの様。
Uインターやキングダムの選手は素晴らしかったが、今の民主党の寄せ集め感は否めない、、、


野田前首相、野党結集は小沢元代表抜きでhttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2717854.html

小沢氏「もう少しレベルの高い話を」野田氏に不快感


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上の図を見て頂くと解る通り、民主党の基本的な得票数は800万。
自民党は1500万。
政権交代選挙の時に日本国民の内の約2000万人が民主党アジテーションに乗っかった結果は知っての通り。
(ちなみに投票率は約50パーセント)

前回の選挙で左派アジテーターが
「戦略的投票行動で安倍政治を倒せ」
をテーマに、全選挙区のリストを作っていたのがSNSで一部に盛り上がっていたのだが、私の住んでる地域の戦略的立候補者はググると良くない話まみれな香ばしいお方でした。

投票率100パーセントになった日本の未来に恐怖を感じつつ、日本国民全員が裏読みするプロレスファンみたいになったら政治もマシな方向に向かうのか分からないが、プロレスファン全員が裏読みする様になったらそれはそれで面白くない。

議員が国民の支持を得る為にプロレスを見たら勉強になる部分はあるかもしれないが、プロレスを見ても良い議員を見極める勉強にはならないとは思うが、それでもプロレスを見て損はない。

何故ならプロレスには、選挙と同じ様に熱い人間のドラマがあるから、、、








DASH島はTOKIOの最高のリング!

この年になると、バライティー番組が自分の琴線に触れない事が多くなる中、それでも楽しい番組は楽しい。

プロレス者全開の有吉先生のロンドンハーツの進路相談は、生徒の口撃を受け身をとり、更に反撃できない口撃で返す技の応酬は剛腕の小橋プロレスを見てるかの様に感動するもんです。

プロレスに興味が無い人から
「プロレスって何処までが真剣勝負勝負なの?」
と聞かれる事が良くあるのだが、
「相手を倒すためだけでなくて、観衆が最後の感動を味わう為にレスラー同士が真剣に勝負するのがプロレス」
が、答え。
ブックとかアングルとか、隠語が公然となった時代ではあるが、どれだけ従来の殻を破るかのぶつかり合い。

ちなみに、私が今一番好きなプロレス的バライティーはゴットタンですな。




「DASH島、台本は到着時間と作業目標だけ書かれほぼTOKIOまかせだった」


新日本プロレスV時回復の秘訣」
にて、木谷オーナーが試合時間の提案はするけど、基本的には自由にやらせているとの事でしたが、鉄腕DASHの魅力はメンバー同士の信頼関係と島、村、海などのリングを縦横無尽に駆け回るTOKIOの姿が魅力の一つ。

過去のTOKIOの「ガチンコ」は台本ガチガチ感満載な八尾長番組と呼ばれていしまっていましたが、今の鉄腕DASHが名プロレスになったのは、やはり本人達のスキル、人間的な魅力の成長なのだと思う。


ちなみに、「めちゃイケ」に八尾長疑惑のニュースがたまに流れる理由は、台本からはみ出してぶつかり合う真剣勝負感を感じる事が出来なかったからが故なんだろうなぁ。


最近はオードリーの若林さんもプロレスにハマってオールナイト日本で良くプロレスの話から、芸の話に例えて話すのが、全体的にフワッとする事もあるのだが、
解る人には解る。
そんなプロレスの世界の話ですな。

「ストレイトアウタコンプトン」を見て、長州力の「咬ませ犬」発言を思い出した話。

「ストレイトアウタコンプトン」
を立川の極上音響映画館で見てきました。

 

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スゲー、低音ブリブリ。
西海岸のG-RAPより東海岸のプレミア、ピートロック派であった90年代の高校生時代ではあるが、ストリートギャングHIPHOPムービーフェチ。
交通違反の罰金を振り込みに良く際は「Fuck Tha Police」をヘビープレイ。
Gパンは細くとも、心と低音はブッとく。


最高の青春ムービーですな。
立川の映画館やべー。


ちなみに、お客さんの層は
b-boy2割。
文系や理系っぽい普通の人4割。
カップル(普通)2割。
女性2割。


私、ラッパー同士のdisりあいとプロレスラー同士の煽りあいは一緒説を唱えております。


例えるなら、LLクールJの8枚目のアルバムの収録曲
「4,3,2,1」
に参加した若手のラッパー、キャニバスが
「LLの刺青を貸してもらおう」
とラップ。


LLはdisと判断して、キャニバスのラップを削除&dis返し。
キャニバスも早速反撃。
この一連のやり取りはメディアやオーディエンスが多いに盛り上がる流れ中で若手のキャニバスは名の知れる存在になり、一連のCDも売り上げアップ!


めでたし、めでたし。。。

 

 


これ、長州力の「かませ犬発言」にそっくり。


猪木、藤波、長州のタッグにて、各上である藤波に長州が
「なんでお前がオレの前を歩くんだ、俺はお前のかませ犬じゃねぇ」
と、発言(長州が藤波にdisをしかける)。


長州は「クビを覚悟で仕掛けた」との事。


だが、オーディエンスはそんな長州を支持し、受け止めた藤波のアンサーもかっこよかった。


そんな二人の意地のぶつかり合い。


藤波と長州のdisりあい(試合)は「名勝負数え歌」として、後世に語り継がれるのでした。


ちゃんちゃん。。。

 

 

実際、プロレスも人が死ぬ事もある。

ナンセンスなファンタジーじゃ半立ちもしねぇ〜

プロレスとは八百長と言う意味で使うのではなく、

 

「リアルな感情をどうビジネスに繋いでいくか」BYプチ鹿島&吉田豪



 


言いたい事も言えないポイズンな世の中だからこそ、男ってくだらない意地を通さなきゃいけない時あったり、、、
そんな意地を通した男たちの映画。
「ストレイトアウタコンプトン」
はまさに、アメリカ版リアル半沢直樹HIPHOPバージョンですな。


クソ(シット)お勧め。

 

 

おまけ、、、

 

長州&藤波、熱海ドライブ


https://www.youtube.com/watch?v=N2ija0B0lkg